むくみ・冷え性
冷え・むくみ度チェック
- 冷え性だけど冷たいものをよくとる
- 人よりも顔や足がむくみやすい
- 人に比べて寒がりだと思う
- 血圧は低いほうだ
- 足が冷えるので夏でも厚手の靴下を履くようにしている
- 靴下を2重にも3重にもして履く
- お風呂の際、ゆっくり湯船に浸かることがあまりない
- 甘いものをよくとる
- 慢性的な運動不足で汗をかくことがあまりない
- 冬になるとしもやけにやりやすい
- 生野菜をよく食べる
- 好き嫌いが多く塩辛いものが好きだ
- 深夜までお酒を飲む機会が多い
- 胃腸が弱い
- 冷えの辛さに悩んでいる
- 冷房の効いているところは冷えて辛い
- たばこを吸う
- 手足が人より冷たいほうだ
- 体温が36℃より低い
- 冬や寒い日は小便がとても近くなる
- 冬は身体を丸くして寝る癖がある
1点〜5点 軽度 冷え性にならないよう食べ物やストレッチでケアをしていきましょう。
6〜12点 中度 セルフケアでも補えない場合、治療していく事をお勧めします。
13〜21点 重度 早めの治療が必要です。
むくみと冷えの関係
むくみというのは体内の水分コントロールができていない状態です。
水分のコントロールができずに細胞間に水分が多くたまってしまっています。
水分というのは、外気の温度に影響を受けやすいため、冷えやすくなってしまいます。
同様に、足元が冷えやすいと血流が悪くなり水分の排泄力が低下します。 むくみと冷えはどちらも同時に起こりやすく、またお互いがそれぞれの症状の原因になるのです。むくみも冷えも同時に対処しなければ、なかなか改善しないというわけです。
むくみが原因で冷えるタイプ
むくみには大きく3つの原因があります。
- 長時間同じ姿勢でいたり、運動不足で血流やリンパの流れが低下してしまうこと、
- 自律神経の不調により水分代謝が低下してしまうこと、
- タンパク質不足で水分調整が不調になってしまうこと、
この3つです。
特に女性はホルモンバランスの影響もありむくみやすいのですが、それだけでなく筋力不足というのも大きく影響を起こしています。
筋肉が少ないと血流が悪くなりやすくなりますし、また糖代謝が低下し腎機能も低下しやすくなるのです。
すぐに解消するむくみならよいのですが、むくみが続くだけで今度は冷えやすい体質を作ってしまうというわけです。
長時間立ちっぱなしの仕事や座りっぱなしの仕事で手足がむくみやすく、さらには運動不足で甘いものが好きという人はむくみも冷えも作りやすいタイプになりますよ。
冷えが原因でむくむタイプ
冷えにも色んなタイプがあります。
手足が冷えるのに、顔がほてるという人もいらっしゃいますし、
お腹がかなり冷たい人もいらっしゃいます。
平時の体温が35度台であれば内側がかなり冷えていますよ。
冷えやすいタイプの人は汗があまり出ない人が多いようです。
汗をかきにくい体質は、汗をかかない環境によって悪化してしまいます。
現代はエアコンが発達し、室内は夏は涼しく冬は暖かいという自然と反した環境を作ることができるようになりました。
人は暑い環境の中にいると汗をかいて体温を調節しますが、エアコンで外側だけを冷やされると汗がかけなくなります。
同様に寒い時には末端を冷やし内側から温めようとしているのに、外側が温められると、それ以上の体温維持が機能しなくなってしまいます。
そうして、自力での体温維持ができないと冷える一方です。冷えは万病のもとと言われるように、血流が悪くなりむくみやすい体質を作ってしまうのです。
普段からエアコンが効いた環境にあり、お風呂よりシャワー派、パンツよりスカート派の人は冷えやすいタイプと言えます。
冷えからむくみが起こる人は、精神的な不調も起こしやすいと言われています。落ち込みやすい人は冷えた人、かもしれません。
むくみと冷えを根本改善するための5つの方法
むくみや冷えに悩む人は、すでに何か対策を行っているのではないでしょうか?
むくみ対策であれば着圧がある靴下を利用したり、冷え性の人はできるだけ温めるなどを行っているかもしれません。
それで改善しているのであれば良いのですが、大抵の場合は対処療法であり根本的な改善につながらない場合が多いのです。
むくんでいるから圧をかけて水分を調整させる、冷えているから温かいものを飲む…というのは表面的な対策に過ぎません。
しっかりと内側から改善させるためのポイントをご紹介しましょう。
? 着圧ソックスより、自前の筋肉でむくみと冷えを改善させよう
むくみの対処法として定番になっているのが着圧ソックスかもしれません。
きつめのゴムが入った靴下で絞るように履けば、足のむくみが取れるというものです。
実はこれ、水分代謝を良くしているのではなく、逆に血流を悪くしていることがほとんどです。
一見細くなりますが、その効果は一時的なものではないでしょうか?
むくみがあるからこそ、リンパや血管をゆるめ、水分代謝をよくするべきなのです。
着圧ソックスよりも、冷え取りソックスとして話題になった、絹と綿の靴下を何重にも履くほうが効果的ですよ。
靴下などの対処法ではなく、根本改善を行うならやっぱり自前の筋肉を使うことです。
筋肉が動けば血流が良くなり、リンパも流れてきます。ただし、ジョギングなどの激しい運動はNG!
ジョギングを始めてむくみやすくなる人がいるように、過度の運動はお勧めできません。
やるならゆっくりしたウォーキングや、階段の上り下りなどの簡単なものを行いましょう。
ストレッチの代わりに、やさしくなでるだけでもかまいません。
それだけで、血流改善につながりますよ。血流やリンパが流れ出せば、むくみは解消されていきます。
また、末端まで血液が廻れば冷えも改善していきます。
?面倒でもお風呂に入ることがむくみと冷えを改善する最低限の改善法
むくみや冷えがある人は、シャワーを使う人が多いんです。
というのも、冷えがある人は疲れやすくて、すぐだるくなってしまいます。
自律神経が不調な証拠であり、やる気が起きないのでお風呂に入るのが面倒になるのです。
お風呂に入るどころか、お風呂を洗って溜めるという動作すら嫌がる人もいます。
これは、むくみや冷えがどれだけメンタルにも影響するかということを物語っています。
しかし、こんな風にお風呂が面倒な人でも、本や携帯を持ち込めばお風呂に入ることができるという人もいます。
これは自律神経を刺激しながら入浴することができるので、お風呂でだるくなるのを防ぐことができるからです。
本当は、何も持たずにゆっくりとお風呂を楽しむのが一番なのですが、まずはお風呂に入ることが最優先です。
面倒でもお湯をためてお風呂に入りましょう。お風呂の後はかなりだるいかもしれません。そのまま横になってしまえる環境を作ってくださいね。
入浴で芯から温めて、寝る前にホットミルクが飲めたらむくみと冷えに対する最高の改善方法になります。
? 身体が温まらないのはタンパク不足が原因かも
むくみの原因の一つに、タンパク不足があります。
これは食事からとったタンパク質から作られるアルブミンというアミノ酸が関係しています。
アルブミンは血液中の水分調整の働きがあり、不足することで水分が細胞間にもれやすくなるのです。
タンパク質はアルブミンに限らず、血液や血管、筋肉や内臓などから、目に見えない酵素まですべての材料になっています。
タンパク質不足になると代謝が低下し、筋肉を維持する能力も低下します。これが冷えにもつながっているのです。
ダイエットするとむくみやすくなるのは、食事制限で肉や卵などを避けてしまうからです。
野菜に含まれるタンパク質ではアミノ酸スコアが低いため、どうしてもバランスが悪くなってしまうのです。
普段から菜食傾向にあったり、ダイエットで食事制限をしているとむくみと冷えの原因を作っているようなものですよ。
身体を温めると言われる根菜や生姜も良
いのですが、こうした野菜だけでは十分なタンパク質が摂れていない事を理解しましょう。
? 身体を冷やす食べ物を控えたらむくみも改善する
タンパク質の摂取によって、むくみや冷えの改善につながります。
しかし、同時に身体を冷やすものを飲食していれば、プラスマイナスゼロになってしまいますよね。
身体を冷やすものを断ち切ることこそ、根本改善のがめに必要です。
体を冷やすものをチェックし、出来るだけ避けましょう。
身体を冷やすとされる食品類
? 砂糖をやめるとむくみと冷えが劇的に改善する
砂糖をやめるだけで、むくみや冷えが劇的に改善するのは本当です。
甘いものが大好きな人は太りやすいと思われがちですが、単に脂肪が増えているのではなく、むくみによる影響もかなり大きいのです。
また、砂糖は身体を冷やす食べ物ですから、ますます代謝が低下し、むくみを悪化させるという悪循環を起こします。
砂糖を一週間だけやめてみてください。
できれば、精製炭水化物をできるだけ避けるとより改善が早くなります。
砂糖をはじめとする精製炭水化物は、体内で代謝する際に水を生成します。
甘いものを食べるほど、体内に水がたまりやすいのです。
水がたまりやすければ冷えますし、代謝が低下して水はけが悪い身体になるとむくみます。
むくみや冷えに悩んでいる人は、甘いものが好きな人が多いのです。
男性でもむくみや冷えに悩んでいる人は、甘いものやアルコールが大好きな人が多いんですよ。
1週間だけでかまいません。
むくみと冷えの改善のために、取り組んでみませんか?
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